13日の早朝、諸江町での火災木造2階建ての建物を全焼し 隣接するお宅3棟が全半焼した火災、火元の奥様と、お子さんが、焼死されたの事であり悲惨な火災に、胸が引き裂かれる程の悲しさと悔しさが込み上げてきます。ご家族の方達の心中を思うと心苦しく思います。特に冬場の早朝の火災は、発見が遅れ悲惨な事故に繋がります。・・・寝る前にもう一度火の元点検をする事が、火災を未然に防げます。 皆様方も火の元には、十二分に注意をして下さいね。
私も自衛消防団に18年余り所属し数々の火災現場に出動し悲惨な現場を数多く見てきました。数十年前に、地元でこの火災と同様の現場に出動、消火活動をし40分位で鎮火、その後、奥さんと子供さんが見当たらないとの事で、火災現場を捜索し数十分後に、変わり果てた、子供さんと奥さんを発見散乱した燃えカスを取り除き・・・ 数名で懸命に手で掘り出しました。作業にあたった全ての方達の黒く煤けた頬を、伝いとめどなく涙を流した事が、脳裏に焼き付いています。 今でもその惨状が昨日の様に思い浮かんで来るのであります。・・・合掌
この様な火災は、二度とない様に、くどい様ですが、十二分に火の元に注意を・・・はい
石川県金沢市工務店の親父
大黒柱、住まいの中で家族を見守り、その存在感を示す、大黒柱があります。古くから日本では、大黒柱には、『家霊』と言う霊が宿っていると考えられております。樹に精霊や神が宿るという、考え方が古来から有り、家の中心にある主要柱には、福のである『大黒さん』の名前を付け柱に宿る神として、礼を尽くし家や家族を守ってくれる事を願いました。
また地方によっては、柱に宿る神様、『天御柱神』とも言うそうです。中には、お父さん柱そして、お母さん柱 『長者柱とも言われる。』大黒柱が二本並び立つ事により、家庭の安泰や家族の安全を見守り、元気な子供がスクスクと育つ事を願いを込めて礼を尽くし奉ったそうです。 私達も住まう、お施主様が癒されて安心して子育てが出来る家をつくり続けて行きます。 先人が守り受け継いで来た大事な知恵や風習をお伝え出来れば幸いです。・・・はい 写真は、ひのきの大黒柱と実際に使われている大黒柱です。
石川県金沢市工務店の親父
一月十一日鏡開きでした。鏡開きとは、年神様にお供えした鏡餅を食べ一家の円満や開運、栄える事を願う行事です。お正月にお供えした鏡餅を、包丁や刃物で切らず手で開いたり、木槌等で叩いて開きます。この様にして開くのは、鏡餅には、年神様が宿るとされ、神霊は刃物を嫌うとされた為です。また神様とのえんを切らない為に『切る・割る・砕く』等の言葉を避け開くを使う様になったそうです。
鏡開きの由来は、昔の武家では「具足開き(ぐそくびらき)」といい、具足(鎧や兜のこと)にお供えした具足餅をお雑煮やお汁粉にして、主従が一緒に食べる風習に由来するといわれます。この武家社会の風習が一般化し、商家でも主人一家と奉公人が一緒に食べることにより主従の親密さを深め円満と繁栄を祈願する行事になっていた様です。
もともとは1月20日に行う行事でしたが、20日が江戸幕府の第三代将軍・徳川家光の忌日(きにち=命日)にあたるため、商家の蔵開き(くらびらき)が行われていた11日になったという説があります。今でも、地域によっては、3日や20日に行われております。京都では1月4日に行われるそうです。
鏡開きは現在でも、剣道や柔道、空手などの寒稽古のあとに鏡餅をお雑煮やお汁粉にして、師弟が一緒になっていただく習わしがあり、重要な行事になっています。鏡餅の食べ方は、お雑煮やお汁粉にして食べるのが一般的です。とくに硬い部分はしばらく水につけてやわらかくしてから使います。揚げ餅にする場合は、よく乾燥させてから低温の油でじっくり揚げ、塩や砂糖しょうゆをかけて食べます。
鏡開きにはこれとは別に、結婚披露宴や竣工式、記念行事のパーティーや祝宴んなどで、威勢のよい掛け声とと もに酒樽の蓋を木槌などで割って開けることを鏡開きと呼ぶことがあります。鏡開きは、本来は鏡餅を開いて食べるお正月の行事を指します。祝い事やスポーツ大会の祝勝会で酒樽の蓋を開けることは、「鏡抜き」というのが正式ですが、しかし「抜く」は「割る」「切る」と同じように語感が悪いとされ、「鏡開き」ということが多くなったようです。本来であれば「酒樽の蓋を開ける」が正しい様です。・・・ ともあれ、日本の古来からの伝統文化や風習を、これからの日本を担う若者達に受け継いで行ってほしいものですね。・・・はい
写真の一部はお借りしています。
石川県金沢市工務店の親父
砥石、一言で言えば簡単ですが、自分に合った砥石には、中々出会えないのです。これも本当に、縁が無ければ出会えません。砥石で全ての刃物の切れ味が決まります。どの様にいい刃ものであろうが、研ぎで決まります。ですから職人は、道具や砥石には、労力を惜しみません。お金で買える物では無いからです。砥石や刃物は、当たり外れが多く気に入った道具には、中々出会えないのです。
時代が変わり今では替え刃の時代です。残念な事でありますが、この頃は、工期の短縮とかローコスト住宅等など、ほとんどの建物で、新建材などが多く使われる為に、古来から伝わった道具のほとんどが使われなくなり、今では電動工具で工事をしているのが実態です。電動工具が無いと仕事が出来ないと言う事までになってしまった様です。以前の様に砥石がどうの刃物がどうか等など、職人達の中でも殆ど話されない様です。・・・刃物を研ぐ時間が有ったら工事を進めるですか。?
素晴らしい日本の技術を何とか受け継いで行ってほしいものです。・・・大工の棟梁と言われる人は、住宅に係る全ての工事の隅々までの納まりを考え理解し、各業者さんと心を一つにし、住まう人達の幸せを願い、幸福の神を宿らせ、職方達の心と心をまとめる役割が有るのです。ですので在来木造住宅の仕上がりは、8割以上 大工の腕に掛っていると言っても過言では無いのです。この事柄を理解しないで沢山の住宅が建っていますが、誠に残念ではありますが、心や真心の宿らない家ばかりなのでありす。・・・はい 長年に亘り使い込んだ砥石です。
石川県金沢市工務店の親父
数多くの家々を共に造り上げた道具達、中でもこの鉋達には、特別の思い入れがあります。中には、四十数年共に頑張ってくれた鉋もあります。この鉋は、一番古いのは、弟子入りの時に親方から頂いた鉋もあります。中には25~6年前の新しい物もあります。弟子入りをしてから既に48年の月日が経ちます。係った工事は、お陰さまで、数千件を超える物件をさせて頂いたと思います。これも全て地域の、お客様のお陰と心から感謝致しております。様々の住宅・社寺建築・各種店舗旅館等など、木で造る物の全てを制作して来ました。それらを共に頑張りつくりあげて来た道具達です。
特に鉋には、思いがあります。当時の小遣いの殆どが鉋や砥石にに変わりました。その頃は寝る間を惜しみ、鉋の調整や研ぎに集中しておりました。当時地域の住宅の殆どが、漆塗りをしていました。・・・漆を塗る時の削りは、透かして見ると鏡面の様な削りでないと漆は、塗れないのです。削りがまずいと、むらになり使い物にはならないので有ります。研ぎで神経を集中していると血が、滲んでも分からない事が良くありました。それ位に集中しないと、いい刃がつかないのです。これ等の鉋の台は、以前は全て自分で仕込んでいました。鉋台は、およそ20年位使い込むと鉋の刃が短くなり鉋台を削り薄くし仕込み直します。なので中には、新しく見えるものもありますが40年近く活躍した、つわもの達なのでありす。
私達の使っていた道具には魂がこもっています。以前は、どの様に困難な仕事でも全て手作業で、こなして来ました、その方法しか無かったのです。どの様な苦労をしてもやり遂げました。今の様に直ぐに逃げ出し電動工具を使うこの様な事では、道具に魂は、宿りません。・・・今では、残念ですが、殆どの道具は眠ったままです。たまに道具箱を開けて見ると早く仕事をさせろと身構えている様です。可哀想ですが雑用が多く使う事がままならない状況であります。・・・はい 今回は、愛用の鉋をアップしました。
石川県金沢市工務店の親父
仕事をする時に、面白いとか、楽しいと思う習慣を付けると毎日が楽しく生き生きとした笑顔が生まれます。 ところが、仕事が合わないとか、仕事が嫌だとかと言う気持ちを少しでも思い始めたら、どんどん仕事が嫌になり、暗い心なり雰囲気も悪く周囲に不快感を与えるのであります。
仕事と言うものは、やらされていると思うと仕事が嫌になり一日も、持たなくなります。仕事とは、好奇心を持ち自分から考え、立ち向かって行くと自信が付きますますやる気が湧き、一生懸命になれば、なるほど面白くなり、自分の仕事が好きになり、大いに興味を持つ事で、どこまで究めれるか、自分と葛藤をし、取り組んだら最後までやり遂げる根性を磨く事が大切であります。
しかし、仕事は自己満足や、趣味の世界ではありません、仕事をしてお金を頂く、プロの世界なのです。全ての企業や全ての商売は、お客様があって、始めて仕事が成り立つものなのです。お客様に真の満足を頂ける事で成り立つものです。その為には、まず自分の考え心構えが完璧であらねばならないのでは、無いでしょうか。?全ては、お客様の為にですね。サービス業の鉄則であります。
私達が一番大切にしている事は。・・・出会いと・ご縁・信頼と・絆・そして微笑みであります。・・・はい
石川県金沢市工務店の親父
昨年暮れに、H様から金持ち神社の絵馬を頂き、名前を書き込だものを、再び金持ち神社にて祈願をして頂き、また持ってきて頂きました。本当にありがたい事であり感謝しております。
この金持ち神社は、鳥取県日野町大字金持字妙見谷尻に在り金持ちと言う縁起の良い全国でも唯一のものであり、名の起こりは、古代の人々が鉄を大切にした所から金持と言う地名になったと伝えられています。今から800年前奢れる平家追討に立ちあがった長谷部信連が戦いに敗れこの地に流刑になり餓死寸前の所を霊獣の白狐が現れて大飢饉を救いこの地に小京都と言われる程の繁栄をもたらしました。 さらに150年後の元弘の時代に金持影藤ら、金持党が先祖伝来の金持ち神社に祈願し神前の帳を御旗として奮戦し隠岐に流されていた後醍醐天皇をたすけ戦乱の世を勝ち抜いた事から金持ち神社を開運、金運の対象として語り継がれています。・・・金持神社の由来より。
H様の心遣いに感謝致しております。精進致し、H様のご期待に添える様に頑張ります。・・・はい
石川県金沢市工務店の親父
今年は、飛躍の年、卯年です。卯年は十二支では四番目で方位は東の方位、気学では、春季にあたり全ての物が芽吹きの時期に当たり、開門の暗示があるそうです。卯と言う字は、くつわがみ、馬が口の中に銜えている金具の事で、この金具に手綱を取り付ける金具を表しております。卯という字は、左右対称であることから、二つ揃って一対になって使うものを意味します。そこから、門を開いた形を表している様です。草木が地面を押し上げ芽吹き、やがては地面を全て蔽い隠す繁茂の勢いを表してていると言われており、その為に卯年は、活動力や積極性、発展性、新芽の様な柔軟性のある年の事です。
過去を振り返って見ても新しい物事の始まりが多くあり、最初にとか、第一回とか卯年には、新しい事が起きる年と言われる様になった。古くから、辰巳天井、牛尻下がり、未辛抱、申酉騒ぐ、戌は笑う、亥固まる、子繁盛、丑は辛抱強く精神を重ね繁栄を築く、寅は、千里を走り千里を帰る、卯は、跳ねると言われています様に、飛躍の年である卯年が、いい意味の成長と進化を遂げ飛躍の年になります様に、願っています。 皆々様に、微笑みと福の神をお届けしますね。・・・はい
石川県金沢市工務店の親父
2011年卯の年の仕事始めです。!!午前中は、毎年恒例のお守り札を頂きに行ってきました。護摩法要を受け、お払いと祈願をして頂きました。お説教の中で、この世の景気や政治が変わる事を願うより自分の考え方変え、現在の世の中の流れに順応し進化し成長する企業が生き残り成功を成せるだろうとと言われておられました。企業や会社は、お客様があって初めて存在出来る、また会社の使命は、お客様の要求を満たし満足して頂く以外の何物でもないと、私達は、思うのであります。・・・本年も元気一杯にてお客様の微笑みを集めます~。よろしくね。・・・はい カメラを忘れ写真がありませんなので。事務所の紅梅の写真をアップしました。
石川県金沢市工務店の親父
二日の日曜日にお隣の福井県まで安全祈願に詣でてきました。船の神様の金刀比羅神社、永年に亘り海の友達と毎年祈願をして頂いております。中には、既に亡くなった友もいます。また釣りを止められた友もいます。この行事を始めて早や二十数年が経ちます。毎年の様に一人欠け二人掛けと減って行きます。
海に乗り出し釣りをすると予想以上に気疲れします。また気力と体力が思うように付いて行かなくなり、海での助け合いに支障をきたす様ではと思い辞められる方もいます。特に定年され方々が多い様です。私達の様な体を使う方達は、今でも元気一杯で仕事に励み、また遊びでも元気一杯で飛び回っております。山遊びや海遊び等など忙しく飛んで歩いております。平均年齢は、と言うとですね・・・約60歳ぐらいですか。・・・はい 私達の写っている写真には、神々も写って御出でですよ。
石川県金沢市工務店の親父