お部屋の印象を左右する内装。内装リフォームを考えられる時、様々な理由があると思います。
「新しい家族を迎え、間取りを変更したい」
「床や壁紙が傷んできたので取り換えたい」
「家族の安全を考え、部屋と部屋の段差をなくしたい」
などなど。内装リフォームは、住む人のライフスタイルに大きな影響を与えます。現在の家族構成や生活様式だけではなく、将来を見据えることがポイントです。
住まいの顔である玄関は、住まいの印象を決める大事な場所。気持ちよく、家族やお客様を迎えたいとお考えの方はリフォームをお考えください!
玄関収納は、お客様をお迎えする玄関ホールの立役者です。美しく個性的な空間にするために収納量の豊富さ、出し入れの簡単さ、そして優れたデザインのものを選びましょう。
小さなお子様や高齢者の方がいる家では転落事故などに特に気をつけたい階段。家の老朽化が進むとともに、やはり階段の老朽化も進みます。滑りやすい、古くなってきしむ、急な階段なのに手すりがついていなくて怖いなど階段のお悩みをリフォームで解決してください!
生活スタイルの変化から和室を使うことも少なくなり、最近では洋室にリフォームするケースが増えています。子供の成長に合わせ、和室を洋室にして子供部屋にしたい。洋室にすることで改善されることはなにか、リフォーム計画の第一歩はそこから始まります。この機会に納得のいくリフォームを実現させましょう。
クロスを張り替えるだけで、お部屋のイメージがガラッと変わります。お部屋が暗いな…そんなイメージを持たれたことはありませんか?クロスも日焼けやたばこのヤニ、ペットのひっかき傷などで汚れています。汚れたクロスでは見栄えも悪く、せっかくのお部屋のイメージが悪くなってしまいます。しかし、壁材は種類もデザインも豊富なので、どれを選んでよいか迷ってしまいます。
ここでは素材別に特徴をまとめましたので、参考までに見てみてください。
【主な壁材の種類】
壁紙・クロス
壁紙・クロスはもっとも広く使われている壁材です。ビニール・紙・織物など多彩な種類があります。施工が容易でデザイン、柄共に多彩なバリエーションがあります。
タイル
耐久性や耐火性、耐水性に優れたタイルは、水廻りによくつかわれる壁装材です。サイズや色、柄が豊富で、品質が一定しています。
塗り壁
左官職人がコテ塗りする工法です。セメントモルタルや繊維壁などの種類があります。継ぎ目がない壁面ができ、耐火性、耐熱性に優れています。
塗装
下地材に塗料を薄く塗り、広げていく工法です。壁の表面を保護し、デザインもカラフルな仕上がりにできます。耐候性や耐水性などに優れた塗料もあります。
木質系
自然のぬくもりを感じられる壁になります。天然木のままでは狂いが生じやすいため、ほとんどの場合合板が使用されています。
床は、お部屋の中で広い面積を占めているので、インテリアの印象を左右するといっても過言ではありません。また、毎日歩いたり座ったりと、直接肌が触れることも多いので、選ぶ素材によって居心地も大きく変わってきます。お部屋の用途や、ライフスタイル、インテリアなどに合わせて選ぶようにしましょう。
【主な床材の種類】
フローリング
木質系の板材のことです。複装フローリングと無垢フローリングがあります。複装フローリングは、基材である合板に薄い天然木の表面材を張ったもの。無垢フローリングは天然木をそのまま使用したものです。いずれも自然の質感が得られ、素材や色が豊富です。
畳
畳表、畳床、畳縁で構成される日本独特の床材です。一般的な縁有畳の他、縁なし畳、床の間畳などもあります。高い断熱性と保湿性があり、高温多湿の日本の風土に適しています。また、弾力性があるので、踏み心地、座り心地も快適です。
クッションフロア
トイレや洗面室などで採用されることが多い素材です。耐水性に優れ、汚れが落ちやすく、適度な弾力性もあります。低価格で色・柄は豊富。
石・タイル
外回りや玄関に用いられることが多いですが、内装では浴室、トイレなどでよく使われます。耐久性、耐水性の高い床材です。最近ではリビングの一角やペットのイバショに用いられることもあります。色やデザインが豊富で、床暖房を施すことも可能です。
カーペット
保湿性や吸音性に優れた素材です。踏み心地が柔らかく温かみがあります。種類は、織り込んだ毛足をカットしたもの、ループ状のものなどがあります。ウールカーペットなどの天然素材は高級感があり、保湿性や防火性も発揮します。ナイロンやアクリルなどの合成繊維は防カビ・防虫性に優れています。
コルク
コルクの床材は、適度なクッション性と遮音性、保湿性もあり人気が高まっています。肌触りがいいことも特徴の一つです。
カーテンやブラインドは、取り換えるだけでお部屋の雰囲気が変わるので、イメージ作りに重要なアイテムです。色・柄だけでなく、形・素材・スタイルも様々です。季節に合わせて、気分に合わせて、お好みのカーテンに変えてみてはいかがですか?洋服にこだわるようにカーテンにもこだわれば、ナチュラル・シンプル・モダン・エレガント・アジアンテイストなど、コーディネート次第でどんなお部屋も演出できます。お好みのカーテンを選んで、居心地のいい空間をおつくり下さい。床・壁・窓のトータルコーディネートもご提案致します。
カーテンの生地には様々な種類のものがありますが、大きく分けると以下の4つに分類できます。「実際に取り付けてみると、思っていた感じと違った…」ということにならないよう、それぞれの特徴を知ったうえでカーテンを選ぶようにしましょう。カーテンの種類はもちろんですが、記事のことを知っておくのも大切です。
01.ドレープ…機能性に優れた高密度生地
シャガード織りやプリントなどがあり、細い糸を高密度で織り込んだ生地によって柔らかく綺麗なヒダが出来、機能性だけでなく装飾性という面でも非常に優れています。最近では遮光性、遮音性など、様々な機能を備えたドレープカーテンがありますので、その用途や目的から選択することもできます。
02.プリント…デザイン性に優れた生地
綿などの素材を使い、できるだけ凹凸のないように仕上げた無地の生地に、様々な柄を後からプリントしたものです。プリントの方法には【転写プリント】【オパールプリント】【フロッキープリント】などがあります。
03.レース…透明感のある薄い生地
綿透明感のある比較的薄いカーテン生地です。編み機で編んだ【レース】織り機で織った【ボイル】の2種類がありますが、一般的にはこれらを総称してレースと呼んでいます。ドレープカーテンとの組み合わせで使われるのが一般的ですが、高級レースはそれだけで主役として使われることもあります。
04.ケースメント…ドレープ・レースの仲間
ドレープ(厚手)とレース(薄手)の中間的なカーテン生地です。一見するとレースに見えますが、ドレープの様なボリューム感が若干あり、レースに比べてバラエティに富んだ素材が使われていたりします。ケース麺とだけでも使えますし、ドレープカーテンと組み合わせて使うこともできます。
カーテンに使用される素材は、洗濯によって伸びたり縮んだりしないか、長期間の使用に耐えられるかどうかといったベーシックな条件に加え、装飾性、遮光性、防音性、遮蔽性、保温性、断熱性など、様々な要素を考慮して選ばれます。現在では【ポリエステル】【アクリル】【レーヨン】【綿】という4つの素材が主流となっています。
1.ポリエステル…今、主流のカーテン素材
今のカーテンの主流とえる素材です。扱いやすくて丈夫であり、光沢感があって手触りもよく、柔らかく波打つ漢字をうまく表現できるのが特徴です。帯電しやすく汚れやすいこと、ほかの素材に比べて若干コストが高くなるというのが欠点です。
2.アクリル…保湿性が高く、汚れにくい
非常に軽量で保湿性が抜群、帯電しにくく吸水性が低い為に汚れが付きにくいという特徴があります。少し羽毛立ちしてしまうので、柔らかく波打つ漢字をうまく表現できないこと、熱に弱くて燃えやすいことがデメリットとしてあげられますが、離燃加工しておけば”燃えやすい”と言う点については回避できます。
3.レーヨン(再生繊維)…色鮮やかなカーテンに最適
光沢感があり、染色性に優れているので、色鮮やかに染まるという特徴があります。デメリットとしては、水滴や雨によって水ジワになることがある、それ以外でもシワになりやすい、などがあげられます。また、何度もクリーニングすると生地にコシがなくなり、光沢感がなくなり、毛羽立ちやすくなります。
4.綿(自然素材)…もっともメジャーな繊維素材
丈夫で安価、染色性も優れているので、綺麗な色や柄に染める事が出来ます。しかし、直射日光に弱く、変色してしまったり縮んでしまったりするという欠点があります。最近はオーガニックコットン(有機栽培の綿)を利用したカーテンも販売されていますが、非常に伸縮しやすいという特徴があるので、それをしっかり理解した上で選ぶことをお勧めします。
ライフスタイルの変化に伴い、様々な機能性を持つカーテンが造られるようになりました。よく見かけるものとしては【遮光カーテン】や【防災カーテン】などが挙げられますが、そのほかにも【ウォッシャブルカーテン】や【消臭カーテン】などがあります。使い方次第では非常に有効に活用することができますので、まずはそれぞれの特徴を知っておきましょう。
1.遮光カーテン…寝室にお勧めのカーテン
外部からの光を遮り、反対に部屋の中の光も外に漏らさないカーテンです。遮光性を高める方法としては、生地の裏面にラミネート加工をする方法と、裏地に遮光性の高い生地を縫い付ける方法があります。寝室に用いる場合が多いようですが、リビングやダイニングなどにも取り付けることは可能です。
2.防災カーテン…一番の安全は燃えにくいこと
火災が起こったとき、炎が一気に燃え広がるのはカーテンに燃え移った時だと言われます。防災カーテンは、離燃性繊維を使用したり、出来上がったカーテンを後から加工することによって防炎性を付加しているので、燃えにくいという特徴があります。
3.ウォッシャブルカーテン…家庭で洗える。だから清潔
クリーニングに出すことなく、家庭用の洗濯機で洗えるカーテンです。素材は伸縮性の低いポリエステルで、縫い方にも型崩れしないような工夫がなされています。家庭で洗えるので、経済的にも清潔面でも優れた機能です。
4.消臭カーテン…嫌なにおいを消臭
繊維に消臭剤を織り込み、その作用によってタバコやペットなどの臭いを分解、中和してくれるカーテンです。最近ではさらに多機能化が進み、シックハウス症候群の原因物質と言われる”ホルムアルデヒト”を分解してくれるカーテンも販売されています。