比咩神社様の奥の宮祈祷殿の柱を加工しております。この加工は柱を丸くする加工です。此の奥の宮には10本の丸柱が使われます。桧の210角の柱を真っ直ぐに加工し8角にします。さらに16角までに落とし、背割れを埋め木を施し円柱加工をします。奥の宮の屋台骨を担ぎ、厳しい極寒の環境の中で数百年の月日を耐えてもらいますよ。・・・はい
石川県金沢市工務店の親父
奥の宮の屋台骨を磨ないでいます。此の構造材は全てが東濃桧で数百年経った材が多く有ります。木目が細かく積んだ材ばかりです。動きが少なく性の良い材木ばかりです。極寒の厳しい環境の中で長年耐える最良の材木に出会えました。之も懸命に岐阜県の材木屋さんを駆け回りお世話頂いた材木屋さんのおかげであり感謝しております。工房内は桧の心地のいい香りが漂っております。・・・はい
石川県金沢市工務店の親父
この須須神社は、兄源頼朝に追われた義経一行が珠洲岬の沖合で暴風に遭った際、海上守護神の三崎権現(須須神社)に必死に祈ったところ、風が止んで難を逃れた。そのお礼に須須神社へ参詣し、義経が「蝉折の笛」、弁慶が「守刀」を奉納したと言われております。また須須神社、この神社は、2100年以上もまえから続く神社と言われております。平安中期にまとめられた延喜式神名帳にも名前があるそうです。珠洲には3つ延喜式神名帳に名のある神社があり、須須神社・古麻志比古神社・加志波良比古神社の3社です。また、須須神社の宮司さんの名前も、猿女 貞信 と言う何代にも亘り受け継がれている宮司さんです。この須須神社は能登半島の鬼門の入り口に位置する鬼門の守護神とされていると言われており、鬼門は東北の方角を指し陰陽道においては鬼が出入りする方角として忌み嫌われており、京都の比叡山延暦寺もこの鬼門を封じる寺、それを模したといわれる浅草の寛永寺等が有ります。金沢城の鬼門封じは卯辰山の寺院群がその鬼門封じの一つと言われます。この鬼門思想は中国から伝わった思想とは大きく違った思想になっているそうです。なぜなら風水に鬼門思想はなく日本独自の陰陽道の中で出来上がった日本独特の思想であると言われております。・・・はい
石川県金沢市工務店の親父
今日は、珠洲市に所要にて行ってきました。雪の降る中2時間40分位のドライブでした。所要を終えた帰り道に、白鳥の里、珠洲市正院町、小路地内の田んぼに水をはり、コハクチョウ達がゆったりと泳ぐ姿や餌を啄む姿が見られ、周辺に鳴き声を響かせていました。 同町では、地域住民の方々を中心に、飛来したコハクチョウに餌を与えるなどの保護活動をされ地域ぐるみで「白鳥の里」づくりを進めている様です。・・・はい
石川県金沢市工務店の親父
新しい年の始まりに、ご縁を頂いた白山奥の宮祈祷殿の構造材を調整しています。構造材の殆どは隠れてしまい見えなくなりますが、正確な寸法を出す為に少しずつ調整していきます。普通の150㍉の電気鉋数台と、巨大な電気鉋、312㍉の幅をほこる尺鉋です。この鉋は、幅の広い所の斑が綺麗に削れ均一になる優れ物の鉋です。普段は滅多に使われない物ですが、この様な特殊な建物では最大の威力を発揮してくれます。・・・はい
石川県金沢市工務店の親父
昨年の暮れに行けた花が未だ生き生きとしております。寒い此の時期ならではの日持ちです。この生花は、家内が生けたものです。おめでたいお正月に生ける青や赤ピンクの彩の多い生花です。玄関に飾ってありますので未だ生き生きとしております。・・・はい
石川県金沢市工務店の親父
先日年賀の手土産にご近所のお菓子屋さんに行ってきました。このお菓子屋さんは、300年続く老舗のお菓子屋さんです。このお菓子屋さんの伝統的な、お菓子、千歳を買ってきました。毎年皆様方に喜んで頂いているお菓子です。上品な味で富士山の様な形をしていて、紅白のおめでたいお菓子です。味も上品な甘さで何個でも頂けそうです。・・・はい
石川県金沢市工務店の親父
今日から本年度の仕事始めです。今年は、白山比咩神社様え仕事始めのご祈祷を受けて来ました。本日は今年に入り一番のお天気に恵まれ、本当に沢山のお参りの方がおいでました。今年一年が平穏無事で有ります事と白山比咩神社様の奥の宮祈祷殿が全容が露になり多くの方々の目に留まります。皆様方にご納得頂ける様な立派な建物にしたいと思います。私の大工人生の集大成の年と相成ります。心身ともに引き締めこの一年を走り抜けたいと思います。・・・はい
石川県金沢市工務店の親父
おせち料理の由来、おせち料理の素材は、其々に意味を持っています。まずは1の重の祝い肴に、数の子、田作り、黒豆、叩き牛蒡、蒲鉾、伊達巻、栗きんとん等を摘めます。数の子は、子宝や子孫繁栄を願い食べます。田作り田植えの時に肥料に乾燥した鰯を使った所豊作だった所から、ごまめ、(五万米)とも呼ばれて豊作を祈願する食べ物と成りました。黒豆は、この一年を(まめに)働き真っ黒に日焼けするほど健康に暮すと言われております。たたき牛蒡は地中深く根を張ので家や家族、家業等が、その地に確りと根を張り安泰に暮せて行けると言う願いが込められています。また、紅白の蒲鉾は初日の出の形に似ている事から用要られます。その他にまだまだ沢山の言われが、この様に一つ一つのおせちには奥深い言われがらるのですよ。・・・はい
石川県金沢市工務店の親父
昨日、毎年恒例の海上安全祈願に福井県越前町に行ってきました。既に今年で30年めに成りました。この神社様は、北陸の金毘羅さんとして多くの漁師の方々から信仰されております。この、お社は日本海近くの越前町にある幡ケ山の山頂に御鎮座しており、多くの民から信仰されております。神社様の計らいで古くから参拝者には美味しい善哉が振る舞われております。この善哉は、仏教用語である「善哉(ぜんざい・よきかな)」を由来とする説である。一休宗純が最初に食べたとされ、この食べ物の美味しさに「善哉」と叫んだ事から名称とされた。「善哉」とは仏が弟子を褒める時に使う言葉であり、サンスクリット語の素晴らしいを意味する「sadhu」の漢訳であるそうです。又帰り道には毎年恒例の海上安全を願い40数年間お世話になっている民宿立ち寄り祝い酒を頂きましたよ。・・・はい
石川県金沢市工務店の親父