能登町の九十九湾の津波の被害状況、有名旅館が津波の被害を受けた、凄い被害状況に声も出ない位のショックを受けました。津波の脅威がこれ程にの強力な力が在るとは思いもしませんでした。此れが現実に起きた被害です。ドアーに残る津波の高さに驚き、高さを計算すると優に4㍍を超えている事が判りました。津波の脅威を改めて実感しました。以前のような姿には1年位の月日が掛かりそうです。お客様の為に少しづつですが復興して行きます。
先日から抜き始めてた鬼木が完成しました。大きな材から鬼木を抜き始めて2週間余り彫も仕上がり板金屋さんにお渡しして鬼を仮付けして来ました。此れで鬼木になまし銅板を打ち込めます。全ての打ち込みに10日位の日にちが掛るそうです。仕上げが待ち遠しいですね。
鬼木を制作して居ります。杉の大木で抜きます。幅が約1メートルの杉の大木ですが割れや節が在り思う様に抜けません。又乾燥したのですが、今一乾燥が足りず難儀しています。ですが職人の頑張りで何とか切り抜いて居ます。
昨日、材木の検品に行って来ました。材は約160年経過した杉材です。今では中々お目に掛かれ無い代物です。長さが3600×直径700丸の丸太です。今では中々製材機に入らない大きさです。見た時の直感で丸太の中が判りました。案の定思った通りの物でありました。乾燥器にて乾燥し鬼木を抜きます。余り動かない事を願います。一枚の原板が芯を抱えて居ますので心配です。型を起こし木取りをして契りで二個合わせ一個の鬼木を造り彫刻をします。此の材で3個の鬼木を抜きます。材を探すのに単価を決めての探し物ですので難しい事です。値段を構わずに探せば最高の物が在りますが世の中甘くは無いです。
本日は久々の書き込みと成ります。私の担当する物件の施工が始まりました。最初は軒付の取り替えから始まり稔子稔子の補修に鬼木の制作です。軒付は可なり腐れが在り取り替えます。屋根周りの補修が沢山あり困っています。全てが判る大工さんの仕事でしたら良いのですが、私的には修行が足りづの仕事です。同じ仕事ですので残念です。
お陰様で神社様の改修工事の工期が決まりました。私の右足のリハビリが完治し左足の手術の前に取り掛かります。私の弟子たちに作業の内容が伝授出来見届けられます。又室堂に在る祈禱殿の補修と山頂の御紋が落下し新たに左右の御紋を取り替えと成り写真で大きさや形を採寸し新調いたします。20日の日に登拝し21日に作業を終えて下山します。この作業も以前に祈禱殿を建てさせて頂いた居りに一緒に建て方や造作をした弟子にお願いしての作業と成ります。20日は丁度、私が手術をする日と重なります。此れも何かのご縁と心得頑張ります。
かほく市の改装で外壁に鎧張りを施しています。此の鎧張り材も全て青森ヒバを使い施工しています。今では少なく成った工法です。こうして古来からの仕事を出来るのも材料は勿論ですが以前に携わった職人さんが居なくては出来ないことです。弊社には家で学んだ職人さんが居ますので今の処は何とかなりますが、現在の弟子が居なく成ると難しく成ります。段々と古来の古き仕事が出来なくなりますね。
石川県の金沢市の工務店の親父
OY様邸の完成お引き渡しを致しました。此のお宅もご自分の想いを沢山取り入れて素晴らしいお家です。同線は勿論の事家族団らんの広いリビングに自然素材の桧の床板を貼り自然の香りで癒されて頂いて居ります。この様な拘りが随所にあります。この様な拘りの有るお家でご家族が末永くお暮らし頂け毛ます様に願います。・・・はい
石川県金沢市の工務店の親父
奥能登の有名な旅館のウオークデッキが粗完成いたしました。凄い材と量力で完成に漕ぎ付きました。まだ少し工事をしないと成りません。多くの方々のお力添えでできる工事です。全ての材は船で運びこみました。また残材はまた船で運び出さなくては成りません。・・・はい
石川県金沢市の工務店の親父