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  • 金沢市YY様邸 新築工事

    2022.9.12

    ~  鉄筋検査  ~

    日本住宅保証検査機構(通称JIO)さんによる鉄筋検査(配筋検査)です。配筋図通りに正しく配置されているかを検査します。鉄筋の配置(網目の幅のことで@200と書いてあるのは、20センチ間隔です。)、鉄筋の太さ(D10・D13は鉄筋の太さが10mmと13mm)、鉄筋の数など沢山ある項目を配筋図を見ながら確認していきます。鉄筋は隠れて見えなくなる部分なのでこの検査もとても重要ですね。無事に検査が終わり、基礎の床(ベース)のコンクリートの打設へと進みます。

  • 金沢市YY様邸 新築工事

    2022.9.9

    ~  配筋(鉄筋組み)  ~

    基礎の外周の立ち上がりに型枠が組まれています。これは、外部にコンクリートが漏れ出さないようにするための物です。その中に、防湿シートを敷いたら、鉄筋を組んでいきます。ベタ基礎の床部分は鉄筋入りのコンクリートで覆われるので地面からの湿気には強いですが、防湿シートと組み合わせることで更に防湿効果を高めることが出来ます。

    配筋とは、コンクリートの引張強度を担う鉄筋を組む工程のことで、鉄筋を手作業で一本一本細い針金で留めていきます。コンクリートだけでも頑丈そうですが、鉄筋を入れるのには重要な意味がありました。それは、コンクリートが圧縮力(押さえられる力)に対しては非常に強さを発揮するのですが、引張力(引っ張られる力)に対してとても弱いからです。その為、引張力に対して強い鉄筋入れることでお互いの利点を生かし、弱点を補うことでとても強い基礎になります。

  • 金沢市YY様邸 新築工事

    2022.9.6

    ~  捨てコンクリート(根伐り)  ~

    根伐り後の溝に捨てコンクリートが打たれました。

    と言われても、捨てコンクリートってなんだろう?って思った方も多いのではないかと思います。私も???普通のコンクリートとどう違うのか、なんで「捨て」って付くのか分かりませんでした。それでちょっと調べてみたところ、実際は同じコンクリートなのですが、強度(圧縮強度のことで、押さえつけてどの程度の力まで耐えられるか)の違いと、構造物かそうでないかの違いでした。捨てコンは構造物ではないので、普通のコンクリートほど強度は必要ではなく、鉄筋も入れません。厚さは50mm程度です。捨てコンの目的は、基礎の位置や高さを正確にするためで、でこぼこした所に型枠を組んだりすると位置がズレたり、水平にならなかったり、基礎の仕上がりに影響してしまいます。なので平で動かないことがとっても重要なようです。それから、「捨て」と付く言葉は建築用語ではよくあることのようです。名前の由来は諸説ありますが、捨てコンの他にも「捨て杭」「捨て張り」などいろいろあって、どれも施工のしやすさや補助的に使用し、直接構造には関係しない材料に「捨て」と使われているそうです。

  • 金沢市YY様邸 新築工事

    2022.9.2

    ~ 根伐り(ねぎり) ~

    地盤改良が終わり、溝が掘られています。これは、根伐り(ねぎり)と呼ばれるもので、基礎を作る部分を掘り下げる作業です。なぜ掘り下げる必要があるかというと、基礎と地盤を一体化させるためです。地面の上に基礎をのせるだけだと、地震や強風などで横すべりを起こしてしまいます(>_<) 寒冷地では、凍結した場合に基礎が浮き上がってしまうこともあり、凍結深度と言われる凍結しない深さまで掘る必要があるそうです。基礎の種類や凍結深度など諸々を考慮して根伐りの深さは決まります。

    ※青い丸印は地盤改良で入れた柱(セメント系固化材)です。